磁器 cup-HK/iwatemo
北欧のデザイン視点から岩手のものづくりにアプローチし、「伝統と現代の感性を融合」する工芸ブランド『iwatemo』。
シンプルなカップはタンブラーとしてだけでなく、蕎麦猪口や小鉢にもおすすめです。
■工房: 陶來(とうらい)大沢和義
原料は九州産の天草磁器粘土、釉薬は岩手材の天然木灰を使用しています。耐久性を高めるため、通常の1.5倍の長さ、1280℃の高温で約25時間焼成。陶來の磁器は透明感のある肌合いと、壊れにくい丈夫さが特徴。ひとつひとつ轆轤(ろくろ)による手作りの温もりと風合いが魅力です。
■デザイナー:Harri Koskinen(ハッリ・コスキネン)
ハッリ・コスキネンは若くして主要なデザイン賞を受賞しており、その作品はMoMA美術館にも収蔵されています。クライアントには、アレッシィ、アルテック、デザインハウスストックホルム、GENELEC、イッタラ、イッセイミヤケ、マリメッコ、MUJI、ニカリ、パナソニック、ヴェニーニ、ウッドノートなど数多く、2012年から2016年のiittalaデザインディレクターを就任。
■iwatemo(イワテモ)/ 海外協働ものづくりプロジェクト:
岩手は古くからものづくりが盛んな地域。その優れた職人の技術も、控えめで小さな工房からでは国内、海外へ広く訴求することは難しい。そういった地方のものづくりに光を当てるため、"北国・岩手"と気候風土や人々の気質に相似点の多い、"北欧・フィンランド"のデザイナーと協同し、国内外に訴求できる製品と発信力を持ち、海外進出できる仕組みづくりのプロジェクト。
鉄器、椅子、磁器の3ラインからなる不変的かつモダンなプロダクトは、海外では"和"を、日本では"北欧"を感じると言われ、岩手の確かなものづくりと、世界のデザインを牽引するフィンランドの感性が、工芸に関心のある若者にとっても可能性を感じ、担い手不足などの解決にもつながっていくことを願っています。
受賞年度 | 2020年グッドデザイン賞 | |||
メーカー | 株式会社モノラボン | |||
デザイナー | Ville Kokkonen ロゴ・パッケージデザイン:村上詩保 | |||
材質 | 磁器 | |||
サイズ | S:Φ7×H6.5cm L:Φ9×H9cm | |||
容量 | S:70ml L:150ml | |||
生産国 | 日本 |
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