長田製紙所 揉み紙名刺入れ/RENEW
まるで革のような質感の和紙の名刺入れ
襖紙を膠(にかわ)を塗って揉むことで深いシワ加工を施した揉み紙を使った名刺入れです。 2ポケット、一般的な名刺が各10枚ずつ入ります。 カードケースとしてもお使いいただけます。2~3年経つと、パリっとした質感からふんわりした表情に変化します。入れられる枚数も増えたりと、経年変化もお楽しみください。
*一つ一つ手作りとなり、柄の出方などはそれぞれ異なります。
■ 揉み紙(もみがみ)
手漉きのふすま紙を丁寧に一枚一枚、手揉みして作る紙。厚いふすま紙を揉むことでできる深いシワが独特の表情を生み出します。
まず、膠(にかわ)をたっぷりハケで塗り、揉みこんでいきます。塗りと揉みを6回以上繰り返し、乾燥させ、再び上塗りし、再度乾燥ののちに完成します。完全防水ではありませんが、多少の水濡れには耐久性があり、丈夫な紙になります。
*多少の水濡れには耐えますが、濡れたらなるべく早く乾いたハンドタオルなどで軽く押さえるようにして水気をお取りください。また和紙の特性として水分を含むと若干柔らかくなりますので、気になるときは軽く形を整えて陰干ししてください。乾けばまた元の硬さを取り戻します。
■ 長田製紙所「かみと生きる、かみと暮らす」
1909年創業、福井県越前市にて襖紙や装飾和紙を製造している手漉き和紙工場です。今では手漉きの襖漉きはかなり珍しく、専業として行われているのは越前和紙産地のみとなりました。手漉き模様の技法「飛龍」を受け継ぎながら、現在では、襖紙の製紙技術を生かした和紙壁紙など、「時代とともに進化し続ける 和紙の暮らし」を追求しています。
また、40年以上前から自社で漉いた紙を使用し、和紙のバックをはじめとする和紙小物を制作し続けています。丈夫な手漉き和紙を揉んで加工した「揉み紙」(もみがみ)はまるで紙の革のような質感です。




■「RENEW(リニュー)」は、福井県丹南エリア(鯖江市・越前市・越前町)で開催する、持続可能な地域づくりを目指した工房開放イベント。2019年にグッドデザイン賞を受賞しています。
受賞年度 | 2019年度グッドデザイン賞 | |||
受賞対象名 | 産業観光イベント [RENEW] | |||
製造元 | 長田製紙所 | |||
寸法 | (折りたたみ時)縦70mm×横110mm | |||
材質 | 越前和紙(揉み紙)・膠(にかわ) | |||
備考 | 2ポケット、一般的な名刺が各10枚ずつ入ります。 | |||
生産国 | 日本 |
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