鉄ケトル-VK/KN-0301VK/iwatemo
北欧のデザイン視点から岩手のものづくりにアプローチし、「伝統と現代の感性を融合」する工芸ブランド『iwatemo』。
鉄瓶で沸騰させたお湯は口あたりがやわらかくなり、また不足しがちな鉄分を補給できるともいわれています。モダンでありながら日本の伝統美を感じさせるフォルム。表面は、柚子皮に似た「ゆず肌」に仕上げられ、使い込むうちに光沢が増していきます。
■ 製造: 三協金属 SANKYO KINZOKU Inc.
南部鉄器は江戸時代(16〜19世紀)から岩手県で作られている伝統工芸品。型作りから仕上げまで多くの工程があり、三協金属はこれらのすべての工程を担っています。
■ デザイナー:Ville Kokkonen(ヴィルコッコネン)
2004年からNokia、Iittala、Exel Composites、Ensto、UPMなど、デザインとテクノロジーの分野の大手企業をクライアントに持ち、2008年から2014年までArtekのデザインディレクターとして活躍。さまざまな学術機関で国際的に講義を行っており、現在アールト大学芸術デザイン建築学部の実践教授を務めています。
■ iwatemo(イワテモ)/ 海外協働ものづくりプロジェクト:
岩手は古くからものづくりが盛んな地域。その優れた職人の技術も、控えめで小さな工房からでは国内、海外へ広く訴求することは難しい。そういった地方のものづくりに光を当てるため、"北国・岩手"と気候風土や人々の気質に相似点の多い、"北欧・フィンランド"のデザイナーと協同し、国内外に訴求できる製品と発信力を持ち、海外進出できる仕組みづくりのプロジェクト。
鉄器、椅子、磁器の3ラインからなる不変的かつモダンなプロダクトは、海外では"和"を、日本では"北欧"を感じると言われ、岩手の確かなものづくりと、世界のデザインを牽引するフィンランドの感性が、工芸に関心のある若者にとっても可能性を感じ、担い手不足などの解決にもつながっていくことを願っています。
受賞年度 | 2020年グッドデザイン賞 | |||
メーカー | 株式会社モノラボン | |||
デザイナー | Ville Kokkonen ロゴ・パッケージデザイン:村上詩保 | |||
材質 | 鉄鋳物 | |||
サイズ | W21.5 x D18 x H24.5cm | |||
容量 | 1000ml | |||
生産国 | 日本 |
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