寿盃 松竹梅/玻璃匠 山田硝子
墨田区で三代に渡り江戸切子を守る名工が、透明な硝子に花鳥 風月を描く「花切子」を、現代でも楽しめる優美でモダンな逸品 に仕上げた。松・竹・梅の図柄がそれぞれ彫り込まれている。
■すみだモダン:
地域で生まれたモノやコトから"すみだ”らしい伝統と新たな提案性のあるものを発掘し、ブランド認証する事業で、2015年度グッドデザイン賞を受賞した[すみだ地域ブランド戦略]の取組みのひとつです。
■山田硝子と花切子:
東京の下町墨田区、スカイツリーのお膝元で三代80 年に渡り江戸切子、花切子の両技法を駆使する事の出来る数少ない工房としてオリジナル作品を製作。花切子とは江戸切子で使う同様の道具ですりガラス状に薄く削り動植物などを描き出す技法で、また磨かない事が江戸切子とは対照的。それらの技術を元に伝承と革新、更なる工芸志向を継承し、現在に至る。