茶筒/素筒

秋田、角館の伝統工芸である樺細工を代表する技法「型もの」で作られた筒を素のまま用い、さらに内蓋のつまみを省いて、よりシンプルな意匠とし、茶さじとしても使える機能性をもたせた。

■外筒には山桜の樹皮の表面を研磨した無地皮を使用しており、研磨されると現れる桜皮の節の独特の表情をお楽しみいただけます。

■日々、手沢によって輝きが増し、使い込むほどに落ち着いた味わいに変化していきます。

■茶筒では、唯一の「型もの」で作られなかった内蓋のつまみを省くことで、よりシンプルな匠づくりとなるだけでは、茶葉を急須に入れる際に内蓋を茶箕の代わりに使えるようになっています。

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