MONPE 無地 ベーシック(6色)/ブラック/うなぎの寝床
日本のジーンズ「MONPE」
農作業着として戦後定着した「もんぺ」。形はお尻周りが大きく、ゆったりとしたシルエットでした。地域文化商社うなぎの寝床では、地域の人たちがタンスの肥やしにしていた反物や着物を解いた布で作りたいという要望に応え、新しい「MONPE」を開発。布を節約しながら簡易的な設計にしていった結果、もんぺの機能はそのままの細身のMONPEが生まれました。

■ 久留米絣の特徴
福岡県南部の筑後地方では久留米絣という伝統工芸が今でも残ります。この地方では昔からもんぺの生地が織られていました。60年以上前の昔ながらのシャトル織機を使用しているため、現代の織機と比べると織る速度はゆっくりですが、ゆっくり織られるからこそ、糸に必要以上の負荷がかからず、やわらかく風合いのある生地を織り上げることができます。
■ 無地 ベーシック
ベーシックは糸の番手がタテ40/2ヨコ20/-の、久留米絣でよく作られている厚さです。とにかくさらっと通気性よく、着心地が抜群。使い込むほどにクタッと体に馴染み、吸水性がよく乾きも早いので夏は特に活躍します!

■ 下川織物 (織物・久留米絣/福岡県・八女市)
1948年創業の下川織物は八女市に唯一残る久留米絣織元。戦後の洋装化により着物用着尺の小幅布の需要が激減していく中、2代目の下川富彌さんは柄生地に加え、洋服地向けとして無地生地の生産を本格的に開始します。現在は3代目の下川強臓さんが、糸の風合いや染め方など自分なりの技法の実験を積み重ねています。近年ではフィンランド、スウェーデンなど海外との交流により作品が生み出されています。織元も時代に合わせた進化が必要だと考えのもと、SNSを駆使した情報発信や工房見学など行い、織元として久留米絣の魅力を伝え続けています。
サイズや生地の違いがわかる
元来鉱夫のワークパンツとして使用され、それが日常着に変わっていったという歴史があるデニムジーンズのように、日本の「もんぺ」も農作業からはじまり、日常着へと変化していく可能性があるのではないかと取り組みは続いています。
| 受賞年度 | 2016年度グッドデザイン賞 |
|---|---|
| メーカー | 株式会社うなぎの寝床 |
| 生地製造 | 下川織物 |
| デザイナー | 白水高広 |
| サイズ・重さ | S、M、L(別途サイズ表あり)・Mサイズ:約180g |
| 素材・仕様 |
綿100%(久留米絣) ・ウエスト総ゴム仕様 |
| 生産国 | 日本 |
【基本仕様】

【サイズ表】
|
サイズ(cm) |
S |
M |
L |
|
パンツ丈 |
95.5 |
97 |
101 |
|
ウエスト(適応寸法) |
64-96 |
65-102 |
68-108 |
|
ヒップ(適応寸法) |
80-95 |
87-98 |
92-100 |
|
わたり |
61 |
67 |
71 |
|
股上 |
31 |
32 |
35 |
|
股下 |
64 |
66 |
71 |
|
ふくらはぎ(裾から約25cmの高さ) |
36 |
38 |
41 |
|
裾幅(周囲) |
32 |
34 |
40 |
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