金属の割り箸 MITATE（見立）/石井精工

繰り返し割ることができる「金属の割り箸」

磁石や粘着物などを使わずに、金属加工技術のみで木の割り箸を割ったときのような「パキッ！」と感を実現した職人技術が詰まった商品。

■ すみだモダン フラッグシップ商品開発：

クリエイティブディレクターの統括のもとに、コラボレーター、デザイナー等と事業者の共創による、約3年をかけたプロジェクトです。

第1期製品のひとつであるMITATEは、「リコー総合デザインセンター×石井精工」の9名のチームメンバーにより、すみだモダン認証のALMA（アルーマ）で知られる「精緻な技術で美しいカラーの金属製の商品を作る」石井精工で、「使い捨てるものを再利用できるものにする」というSDGsの観点から、商品開発に至りました。

『割り箸』の特徴である『割る』という行為と、それを『嵌め直してまた割れる』というところが面白い特徴のMITATEは、「割る際のパキッと感」と「くっつけやすさ」を両立する嵌合形状の設計により実現。

「消耗していくものを金属に置き換える」＝「金属に置き換えて、何かに『見立てる』」という点で、すみだモダンの掲げるサスティナブルの理念もあわせ、MITATEというブランドが誕生しました。

■ すみだモダン：

地域で生まれたモノやコトから"すみだ”らしい伝統と新たな提案性のあるものを発掘し、ブランド認証する事業で、2015年度グッドデザイン賞を受賞した［すみだ地域ブランド戦略］の取組み。