「私の選んだ一品」-2021年度受賞から-
「私の選んだ一品」は、グッドデザイン賞の審査委員一人ひとりに、個人的に気になったデザインやお気に入りのデザインを１つ選んでいただく毎年恒例の企画です。
審査委員は、国内外の多様な領域の前線で活躍するデザイナーをはじめ、建築家や研究者、ジャーナリスト、企業経営者などが務めています。
GOOD DESIGN Marunouchiにて開催中のエキジビションに合わせて、2021年度の受賞と同時に発表されたものからお買い求めいただけるものを、審査委員のコメントと共にご紹介します。
2021年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞
2021年度グッドデザイン・ベスト100
2021年グッドデザイン賞
Riki Stool（リキスツール）
橋倉 誠 Makoto Hashikura
「素材にふさわしい構造のかたちを見出すことは、もっとも健全なデザインの作業だと思う。洗練された骨格と縁の処理から、素材が持つ真の「力」が生み出される。半世紀経った今でも少しも色褪せないデザインの教科書のようなスツールである。」
鉛筆シャープ・替芯 KOKUYO
色部 義昭 Yoshiaki Irobe
「作り手がどういう道具をつくりたいか。そしてそれをどのように使い手に届けたいか。プロダクトの開発からパッケージに至るコミュニケーションまで、清々しいほどに一貫性が感じられるものづくりが素晴らしいと思いました。」
ブックエンド Mass kibundo
千葉 学 Manabu Chiba
「ブックエンドは、本がないと、何とも間の抜けた佇まいになるものが多いが、まるで椅子にも見えるこの形は、本が座ることを待っているようでもあるし、そこにあるだけで小さな風景をつくってくれそうな魅力もある。ぜひ買いたい。」
本田 敬 Takashi Honda
「「わ、京都っぽい」が第一印象だったが、なんと京都の図書館専門メーカーさんの製品でした。単独でも置き場所、置き方をいじりたくなるような、モノの魅力が感じられ、なぜか自分は日本の“遊び”の世界を感じました。本とその周辺が景色になると思うと、読書家でない僕でもワクワクします。」
¥4,950(税込)
吉祥寺かるた
飯石 藍 Ai Iishi
「かるたの札をつくるプロセスを開き、住民の吉祥寺への偏愛を可視化・共有化していくことで、個性が失われつつある街の魅力を楽しく再発見していくとても良い取り組み。かるたを作って遊ぶという取組そのものが時代の変化とともに繰り返されていくことで螺旋状にコミュニティが醸成されていくという視点も素晴らしい。」
¥2,000(税込)
スツールキット Do kit yourself
佐藤 弘喜 Hiroki Sato
「在宅が求められる時代に、自作の楽しみを提案している。手作りキットというと素朴なものを連想するが、本格的で家具としての完成度も高い。座面の編みは手間がかかるが、説明動画がわかりやすく挫折することはないだろう。家具職人になった気分が味わえそう。」
¥27,500(税込)
GOOD DESIGN STORE TOKYO by NOHARA 丸の内店では、現イベントにて2021年度受賞品、200点以上を展示販売しています。オンラインストアにはない「HERALBONY」や「tamaki niime」などの”一品”アイテムもございますので、ぜひ足をお運びください。
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丸の内店
デザインのいまを手に入れよう－2021年最新グッドデザイン賞受賞特集－
会期：
第１部 10月25日(月)～11月28日(日)
第２部 12月3日(金)～2022年1月16日(日)
場所：GOOD DESIGN STORE TOKYO by NOHARA 丸の内店
オンラインストア
特集：デザインのいまを手に入れよう －2021年最新受賞品ランキング－
会期：10月20日(水)～2022年1月16日(日)
＊丸の内店とオンラインストアでは、商品ラインナップが異なります。
GOOD DESIGN Marunouchi：グッドデザイン賞を運営する公益財団法人日本デザイン振興会が主催・運営する、デザインと人、デザインと社会をつなぐコミュニケーションプラットフォームです。
