グッドデザイン賞を主催する公益財団法人日本デザイン振興会公認の専門店

BUNACO(ブナコ)


青森県には、世界最大級のブナの原生林である白神山地があるように、ブナの木が豊富にありました。

ブナは「天然のダム」と呼ばれるほど保水力に優れた木。
しかし建築材としては、狂いが大きく、腐りやすく、従来の木工加工技術では乾燥が難しかったため、利用できる木材にはなりませんでした。

そんな青森のブナを有効活用するべく、BUNACOの技術が発明されたのは1956年。ブナの加工のしにくさと、狂いが大きいという欠点を解消した上、従来の削り出し製法に比べて少ない資材で木材が活用できるという画期的な技術でした。

BUNACOの製法は、テープ状にしたブナ材をコイルのように巻き、押し出して成型するという独自なものです。その際、テープの巻き方やずらし方を変えることによって、実に様々なフォルムを生み出すことが可能です。
ブナの特性であるしなやかさと、熟練した職人による技術があるからこその製品です。