SONOBE-薗部産業-
小田原は室町時代から続く漆器の生産地。箱根山系の自然の木目の美しさを活かした”ろくろ挽き”や”摺り漆塗り”技法の小田原漆器や箱根細工などの木工の手仕事は伝統工芸品にも指定されています。
薗部産業では小田原の木工を次の世代につなげていくため、日本のうつくしい木を使った日本の手仕事を、工場制手工業者として原木から仕上げまでを通し、ある程度の規模で量産をすることで現実的な価格を維持しながら続けたいとの想いで、若い職人が道具作りから、デザインや使い勝手を考え、継承した技術の全てを注いで製品作りを行っています。
日本の銘木を味わえる「銘木椀」は1966年度グッドデザイン賞を受賞、そして2021年ロングライフデザイン賞を受賞しました。小田原伝統の「仁取盆」から生まれた仁取皿は2019年度グッドデザイン賞を受賞しています。